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ちくりんのたわごと

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2012年 09月 11日

女性の社会進出と闇

もう9月ですね。はやい!!!!

すごく個人的な感覚なんですが、一年の中で9月〜12月が一番濃厚な感じがします。
私の場合ですが、寒いのが苦手なので冬は備蓄時期、
春は冬の鈍った状態から、一気に慌ただしくなり時間についていけてない、
夏は楽しく過ごすに尽き、9月からの3ヶ月は1年の納め時期、
蓄えていたものを放出させる時期のような感じです。

まぁそれはさておき、この毎日のスピードかなりやばいです。
新生児の育児と仕事と家事のすき間にあれやって…これやって…って思っていると
一週間が1日に感じます。。。

そこで女性の社会進出について書きたいと思います。

正直、私は社会でがっつり働きたい派の人間です。
仕事の中で認められる事や、達成して行くことはとても楽しいし、
何より自己満足で完結することなく、社会に循環していく事が大切だと思うし、
仕事にはいつも刺激がほしいし、仕事での反省や失敗は本当に勉強になるなぁと感じます。

けれど、私は一人の母親で、昔のようにどっぷり仕事をするわけにもいきません。
常に仕事をするのはよくないと思いますが、今日はがっつり仕事をしたい!!って時も
そうは問屋が卸しません。

時間通り帰って、お迎えにいかなくては行けないし、
大事な仕事があっても子供が熱を出せば休みます。
もちろん、仕事でかなり疲れても、玄関開ければ即、
ご飯作って、風呂入れて、寝かしつけて…。
実質、自分の労働時間は睡眠を除いた20時間くらいです。

本当にキツいです。
しかも20代の私としては、未婚の友達が色んな事を成し遂げていくのを横目に
育児で自分の事が充分にできない焦りなんかもあり、色々悩みは尽きません。

しかし、前フリが長くなりましたが、愚痴がいいたいのではなくて、
女性がこのように社会進出することで、色々な矛盾を感じる事が多々あります。
今日はそれを書きたかったんです。

つい先日くらいに友達の間で回っていた食品添加物の話。
この中で添加物が一般的に広く使われていくのは、女性の社会進出とともに。
というフレーズがあるんですが、それは本当に実感するものがあります。

今まで家庭を守ってきた女性が外に出て行くとなると、誰が家庭を守るのでしょう?
家事に割かれる時間はどんどん削られて行きます。
便利な電化製品が増え、添加物を含んだ便利な食品が増え、、うーん、納得。

そんな添加物全盛期に育った私は今、母になり現代社会はどうでしょう?
最近、目にする「ファストフィッシュ」。何やら水産省が魚離れに歯止めをかけるべく
魚の手間が消費者を遠ざける理由だとして開発したそうな。
思わず違うだろ!とつっこみを入れたいところ。

他にも見た目はおいしそうでも、食品なんだか薬品なんだかわけのわからないものばかり。
しかも表記をみただけでは解り難いし、安い!早い!うまい!ときたら売れるに決まってる。
本来家庭を守る女性が家から離れると、求められるのは便利さ、、、

他にも、例えば子供が熱を出して風邪をひきました。さぁ、病院へ行こう!
病院では、たかだか軽い風邪で大量の抗生物質が渡されました。
明日も仕事だから早く治ってもらわなきゃ!それで薬を飲ませて身体の力を弱らせていく。

海外では病院へそんなに簡単には行かない。医療費の問題もあるけど、それ以前に
たかが風邪は自分の力で治る。母はその知恵を知ってる。何より必要なのは看病してあげること。
そうやって子供の様子をしっかり見ていれば、自分で病気のサインを見つける勉強にもなる。
インフルエンザやおたふく風邪レベルなら、自力で治したほうが免疫力もつくんではないか。
もちろん、乳児や幼児は重傷にならないようにしっかり看てあげる前提だけど

要するに、子供の為に病院に行くのではなく、仕事の為に病院に行くような気がするんです。
それは、子供の力も母としての力も弱らせることになる。

女性の社会進出が産んだ闇…。

でもね、始めに戻るけど、私も仕事が好きだし、育児もちゃんとしたいわけですよ。
つまり女性の社会進出がいけないのではなく、それをサポートする社会が無い事や
理解してくれる風潮が無い事が、本当に問題だと思う。

海外では旦那さんが家族の風邪で早退してもそりゃ当たり前。
赤ちゃん連れて出勤しても、別に普通のこと。家族でできない部分はみんなでサポート。
そういう国だってあるのに、日本はキチキチし過ぎで何か見失ってないかなぁ。

幸い、今は理解ある会社で育児と両立しながら自分のペースで働かせてもらえて感謝しています。
でも、もっともっと社会が女性をサポートし、「生きる」事をベースにした社会構造になる事を望みます。

それにやっぱり、子供の口に入るものはしっかり選んで、きちんと作ってあげたいし、
病気にならないよう未病をふせぎ、極力、民間療法や母の知恵で対処してあげたいと思う。
仕事も色々チャレンジしたいし、プライベートも充実したい、子育てだってちゃんとやりたい!
でもそれは決して欲張りな事ではないはず!!!

それを実現しようとすると、自然とシンプルな生き方になっていくのではないかと最近思うのです。

by flapper_sisi | 2012-09-11 02:35


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