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ちくりんのたわごと

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2015年 03月 27日

無題

ひとつの長い長い物語を読み終えたとき
なんとなく物悲しく、ただただ味わい深く、少し不安で、さぁこの先どうしようかと一息つく。
何も変わっていないようで、明らかに何かは変わってしまった自分。
ほんの少し前までそれを手放せなったのに、今自分から本を閉じ、また新しい物語をはじめようとしている。

私という人間はなんて残酷なのか。
私という人間はなんて罪深いのか。
私という人間はただただ、ただただ信じるものを追い求め続けていたい。それだけ。
自分の直感を信じていたいだけ。
誰も傷つけたくはない。
だけど求めているものは人それぞれ形が違って
あなたが求める形に
残念ながら私は答えることができないことがわかっている。
わかっているのに自分をだますことができない。
ただただ感謝と愛情と、
それだけでいいのかと思っていけれど、生きていくのはそんなに簡単なことではないようです。

少し独りで歩いてみます。


こっちのブログはこんな抽象的な内容は書かないんだけど、やっぱりうまく言葉にできなくて、
書かなきゃいいのだろうけど、やっぱり残すことがしたくて。
また客観的に話せるようになったらしっかり書こうと思います。
今はただ。
本当にただただ感謝しています。


# by flapper_sisi | 2015-03-27 23:50
2015年 02月 17日

今更ですが宮崎に引っ越しました。

宮崎に引っ越して半年が経ちました。
相変わらず忙しくしてしまう質であっという間でした。
何も変わってない気がするし、
大きく色んなことが変わった気がする。
いや、実際に変わった。

こちらにきて何をしようか。
色々考えております。
それは追々告知します。

先日こちらに来てすぐの時、ある自分にとって衝撃なことがありました。
まず、わたしは東京の待機児童激戦区に住んでいたわけで
志願者3分の2が保育所に入所できないと言われているような中を生きていたんです。

それがです。ある保育園の運動会の撮影のお仕事をいただきました。
本当にアットホームでいい園だったのですが、
運動会の最後に園長先生の締めの一言に考えさせられてしまった。
園長「みなさーん。今日は楽しかったですかーー?」
園児「はーーーい」
園長「保護者のみなさんも楽しかったですがーーー?」
保護者「はーーーい」
園長「楽しかったら各家庭もう一人子どもを産みましょう〜!」
会場は笑いの中終焉。
わたしはというと、けっこうリアルに現実をみた気がしました。

「東京の子育てって大変でしょ?」
よく言われます。
いやいや色々知ってるから大変だけど、普通に生活してる分にはめっちゃ楽です。
めっちゃ子どもいます。めっちゃ親も遊んでます。
なんにも不自由なかった。めちゃくちゃ楽しかった。ずっといたかった。

でもまぁ人間住めば都。今はそれなりに楽しんでます。
やっぱ都会と違う楽しさがあるわなーと思ったり。
年齢的にタイミングよかったなーと思ったり。

そんなわたし的内情は別として、
バランスがおかしいと思ったんです。

よく言われる食について
地球上には飢えに苦しみ、この瞬間も死んで行く命がある。
反面、メタボリックなほどに大量生産され大量廃棄されている。
でも本当に大切なのってその食べ物がどのように作られ、どのように自分の肥やしになりどのように循環しているかを知った上て適量いただく。選択する。そしたら食料足りるでしょ。
餓える土地に大量生産しか方法はないのか?モンサントは飢餓を救う、マジかよ。他の方法もあるだろう。

経済もそう。わすが1%の富を99%にちゃーんと循環すればいいんでしょ。
別に共産主義になれってわけでも社会主義になれってわけでもないよ。
そもそものお金に「価値」と「利子」をつけたからいけないんでしょ。
地域で循環し交換するためだけの道具であったはずなのに暴走した結果でしょ。

まぁそんなことはこのビックシステムの中では小さきかき消されてゆく声の一つ。
そんな理想かかげてもそもそも何でこうなってるかの構造。条約。歴史。もちろんわかった上での単なる理想。
でも都会と田舎も同じバランスも同じだなって。

「なんでこんな田舎にきたの?」
よく言われます。
きれいな水がある。安全なたべものがある。星空がみえる。どこまでも走れる場所がある。
都会的な刺激はないよ。でも自分が面白くすればいい。

人が多くて困る都会と人がいなくて困る田舎。
ほどほどにバランス良く。
うまーく価値の転換できる人が増えてきたら日本だけでもバランス直せるかも。
そしたらいつか地球のバランスも経済のバランスもまーるくなるかも。
そんなまーるく平和なんていくものかな?わからん。
わたしだって人間ですから悪いこと大好きです。毒が大好きです。
だけどまぁ田舎に引っ越すのも悪くない。
ただそれだけ。
今度遊びにきて。

# by flapper_sisi | 2015-02-17 12:49
2013年 01月 13日

一つ年をとりました!

どうもみなさん明けましておめでとうございます。
一つ年を取りました。
毎年、年を重ねるのがけっこう楽しいです。
先日保育園で友達ママに「まだ年取っても祝える年齢だからだよ〜」と言われましたが
そうなのかもしれません。でも、今は本当に年を重ねるってステキだなぁと思っています。

さて、年も新たになった事ですのでブログでも書きたいと思います。
最近私は躁鬱なのか?!って自分でも思うくらい
ひらめいたらどどーーーん!!と動きだし、そうで無いときはどすーんんんと落ち込みます。
ま、寒いからですね。
落ち込むっていうか、布団から出られません。

毎年のことですが、冬は寒過ぎてムーミンのように冬眠がしたいと本当に本当に思います。
3ヶ月は無駄に過ごしている気がします。
やらなきゃいけない事は溜まる一方なのですが、身体が起き上がらないのです。
南国に引っ越したいです。(本気)

さて、今年のテーマは
①デジタルじゃなくてモノとして残す
②菌!!
③アーユルヴェーダ
④語学

で行きたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。

# by flapper_sisi | 2013-01-13 00:54
2012年 09月 13日

これからのこと。

311以降、いろんな事がハッキリしてきたように感じます。
実際には911以降と思うのですが、311あたりからスピードが増してるように思います。
社会や人の分断もかなり感じるし、今まで隠れていた悪い事が明るみになって
どんどん膿みが出ている気がする。

自分が社会の最下層付近にいる事もビシビシ感じます。
前から生活は充分苦しいですが、なんとか節約しながら、ごまかせていたけど
今は子供に「安全」を与える為には、どうしてもお金のある、ないが関係してくる気がしてしまうのです。
まぁ、それは東京で暮らす上での話だと思いますが。

それで、話を戻すと、いい流れも悪い流れも猛スピードで走ってる気がするのですが
悪い流れのほうで、気になっているTPP。
日本が加盟しないことを強く望みますが、TPPになったら医療が受けれない?!
というワードをよく目にします。今日はその事を書きたいと思います。

実際TPPの事もよくわかっておらず勉強中ですが、
要するにアメリカ式がまかり通ってしまうということですよね。
そうなると大変な事がたくさんありますが、
医療についてちょっと考えようとマイケルムーアの「SiCKO」を見ました。

この映画アメリカではかなり反響をよんだ事は知ってたんですが、
日本でさほど話題にならなかった事もあり、いずれ見ようと思って放置していました。

しかし、今、TPPを通して、他国の問題が自国の問題になるときたら、見ずにはおれん。
と思い、いざ再生。

当たり前にある保険皆制度。
勝手に、アメリカでは保険皆制度に入れない人が大勢いて大変なのかと思っていたら、
その制度自体がないのですね!!
正直、自分の無知が情けなくなりました。。。

むしろアメリカほどの国が保険皆制度が無い!?なんて!!!
アメリカンドリームは、夢叶った人には自由を与えるけど、
破れた人には容赦ないですね。。。
中に出てくる被害者の話を自分に重ね合わせると
悔しくて涙が止まりませんでした。

そもそも子供を産む前は本当に病院に行かない人だったので
(正確には幼少期はほとんど入院してるくらい身体が弱かったんですが、
自活するようになってからはほぼ病院に行ってません)
国民健康保険の恩恵について深く考える事はありませんでした。

しかし、子供が産まれて、0歳から保育園に入れてるわが家は、
どうしてもたくさんの病気をもらってくるので
週に何日病院に行くんだ!?って日もありました。
その時、初めて保険のありがたみを知ったくらいの感じです。

そう、医療が主に必要なのは小さい子供と高齢者。
つまり弱者なんです。
声をあげる若者層が実感できないから。
なかなか改善されないのではないか。
と思ってしまった私はアメリカ社会を解ってないですね。
そんな浅いものじゃない、社会の闇は。

ここから少しネタバレしてしまいますので読みたくない人は読まないでね。
(読んでも見た方がいい映画です)

映画には保険に入っている人が事例で登場します。
そう!保険に入っている人の映画。
私は見るまで、てっきり保険に入れない人の映画だと思ってました。
で、入ってるのになんで問題があるのか?

アメリカでは民間の保険会社が請け負っているため、
医療を受けたければまず、その保険会社からOKが出ないと治療費が下りないんです。
別にそれは大した問題ではないように思うかもしれませんが、
民間の保険会社は利益を目的になかなかOKを出さない。
その治療は無意味だ。とか、以前、申告漏れが合ったから出せない。
とか何とか言って助かる命に適切な治療を施せず多くの人が亡くなっていくそうだ。

もし、治療が受けれたとしてもその料金は膨大で、
治療の借金ゆえに全てを失う人も多いらしい。
しかも劣悪なのが、治療費を払えない患者を病院側は捨てていくそうだ。
(その捨て方もリアルにタクシーで捨てていくからびっくり!)

例えば、交通事故にあって意識不明で救急車で運ばれて、
後から、先に申請がなかったのに救急車を利用した、として保険金は下ろせない。
と、膨大な請求が来たり、
日本なら労災が下りるような仕事中の事故で、指が2本切り落とされてしまった、
一つは120ドル、もうひとつは620ドル、さぁどっちにする?
みたいな事とか、病気で治療を受ける寸前になって、
「あなたは以前カンジタに感染してたのに宣告しなかったからお金は出せない」
と言われたり。
えーーーー?!!っていうくらい突っ込みどころ満載で、正直ヤラセかと思ったくらい。

一方他国の、国民保険の手厚さを説明するシーンなどがあり、
日本よりよっぽどいい国もたくさんあり、逆にうらやましくなってしまったり。

私は正直、これからは子供を育てる為に国を選ばなければいけないのではないかとすら思ってしまった。
実際、子供ができてどこの区の対応がいいか調べたように
こんな国の属州のような国ではもうダメじゃないだろうか…と絶望を感じたり…。
(アメリカ人の国民を言ってるんじゃないよ。アメリカ政府や企業ね)

この映画の素晴らしい所は、医療問題を叩いているのだが、
最終的には一人一人に人間としての生き方を問いている点だ。
弱者に目を向け、手を差し伸べ、もっといい国に作り直していけるのではないかと。

映画の中でこうある
”底辺に生きる者への接し方で社会がわかる。逆もしかり。エリートへの接し方で?”
”戦争をするお金があれば、人を助けるお金もあるはずだ”

そして、映画の中で、保険皆制度がある国に対して、
なぜ医療者や保険会社が国民にこんなにも手厚いか、
なぜ政府がこんなにも国民目線か、マイケルは問う。その答えは

”政府が国民を恐れているから、米国では逆でしょ?”

これは全て日本にも言える事だ。
日本だってアメリカほどひどくはないが、少なくとも311以後の政府の対応は、同じようなものだ。

今、脱原発の声が大きくなり国民が立ち上がっている。
それはとても良い事だと思う。
でも、日本には原発問題以外にもオスプレイ、米軍基地、遺伝子組み換え、
ACTA、TPP、放射能、他にもたくさんの問題がある。
国民が声を出すのは政府は怖いのだ。だから国民に気づかれないようにあらゆる手を使ってくる。

国民が声を上げない為に政府は、無知の状態を作り上げる。
教育とメディアと暴力で。

私達は目を凝らして、知恵をつけ、声をあげなければいけない。
それは別に怖い事でもないし、狂気じみたことでもなく、
ただ単に目の前にある小さな命を守る為に、みんなが普通に生きる為にする事。
食事をして、寝て、歌って、踊って、セックスして、働くのと同じ当たり前の事。

みんながそう気づく事ができればきっといい世界になる。そう思った映画でした。

# by flapper_sisi | 2012-09-13 14:59
2012年 09月 11日

女性の社会進出と闇

もう9月ですね。はやい!!!!

すごく個人的な感覚なんですが、一年の中で9月〜12月が一番濃厚な感じがします。
私の場合ですが、寒いのが苦手なので冬は備蓄時期、
春は冬の鈍った状態から、一気に慌ただしくなり時間についていけてない、
夏は楽しく過ごすに尽き、9月からの3ヶ月は1年の納め時期、
蓄えていたものを放出させる時期のような感じです。

まぁそれはさておき、この毎日のスピードかなりやばいです。
新生児の育児と仕事と家事のすき間にあれやって…これやって…って思っていると
一週間が1日に感じます。。。

そこで女性の社会進出について書きたいと思います。

正直、私は社会でがっつり働きたい派の人間です。
仕事の中で認められる事や、達成して行くことはとても楽しいし、
何より自己満足で完結することなく、社会に循環していく事が大切だと思うし、
仕事にはいつも刺激がほしいし、仕事での反省や失敗は本当に勉強になるなぁと感じます。

けれど、私は一人の母親で、昔のようにどっぷり仕事をするわけにもいきません。
常に仕事をするのはよくないと思いますが、今日はがっつり仕事をしたい!!って時も
そうは問屋が卸しません。

時間通り帰って、お迎えにいかなくては行けないし、
大事な仕事があっても子供が熱を出せば休みます。
もちろん、仕事でかなり疲れても、玄関開ければ即、
ご飯作って、風呂入れて、寝かしつけて…。
実質、自分の労働時間は睡眠を除いた20時間くらいです。

本当にキツいです。
しかも20代の私としては、未婚の友達が色んな事を成し遂げていくのを横目に
育児で自分の事が充分にできない焦りなんかもあり、色々悩みは尽きません。

しかし、前フリが長くなりましたが、愚痴がいいたいのではなくて、
女性がこのように社会進出することで、色々な矛盾を感じる事が多々あります。
今日はそれを書きたかったんです。

つい先日くらいに友達の間で回っていた食品添加物の話。
この中で添加物が一般的に広く使われていくのは、女性の社会進出とともに。
というフレーズがあるんですが、それは本当に実感するものがあります。

今まで家庭を守ってきた女性が外に出て行くとなると、誰が家庭を守るのでしょう?
家事に割かれる時間はどんどん削られて行きます。
便利な電化製品が増え、添加物を含んだ便利な食品が増え、、うーん、納得。

そんな添加物全盛期に育った私は今、母になり現代社会はどうでしょう?
最近、目にする「ファストフィッシュ」。何やら水産省が魚離れに歯止めをかけるべく
魚の手間が消費者を遠ざける理由だとして開発したそうな。
思わず違うだろ!とつっこみを入れたいところ。

他にも見た目はおいしそうでも、食品なんだか薬品なんだかわけのわからないものばかり。
しかも表記をみただけでは解り難いし、安い!早い!うまい!ときたら売れるに決まってる。
本来家庭を守る女性が家から離れると、求められるのは便利さ、、、

他にも、例えば子供が熱を出して風邪をひきました。さぁ、病院へ行こう!
病院では、たかだか軽い風邪で大量の抗生物質が渡されました。
明日も仕事だから早く治ってもらわなきゃ!それで薬を飲ませて身体の力を弱らせていく。

海外では病院へそんなに簡単には行かない。医療費の問題もあるけど、それ以前に
たかが風邪は自分の力で治る。母はその知恵を知ってる。何より必要なのは看病してあげること。
そうやって子供の様子をしっかり見ていれば、自分で病気のサインを見つける勉強にもなる。
インフルエンザやおたふく風邪レベルなら、自力で治したほうが免疫力もつくんではないか。
もちろん、乳児や幼児は重傷にならないようにしっかり看てあげる前提だけど

要するに、子供の為に病院に行くのではなく、仕事の為に病院に行くような気がするんです。
それは、子供の力も母としての力も弱らせることになる。

女性の社会進出が産んだ闇…。

でもね、始めに戻るけど、私も仕事が好きだし、育児もちゃんとしたいわけですよ。
つまり女性の社会進出がいけないのではなく、それをサポートする社会が無い事や
理解してくれる風潮が無い事が、本当に問題だと思う。

海外では旦那さんが家族の風邪で早退してもそりゃ当たり前。
赤ちゃん連れて出勤しても、別に普通のこと。家族でできない部分はみんなでサポート。
そういう国だってあるのに、日本はキチキチし過ぎで何か見失ってないかなぁ。

幸い、今は理解ある会社で育児と両立しながら自分のペースで働かせてもらえて感謝しています。
でも、もっともっと社会が女性をサポートし、「生きる」事をベースにした社会構造になる事を望みます。

それにやっぱり、子供の口に入るものはしっかり選んで、きちんと作ってあげたいし、
病気にならないよう未病をふせぎ、極力、民間療法や母の知恵で対処してあげたいと思う。
仕事も色々チャレンジしたいし、プライベートも充実したい、子育てだってちゃんとやりたい!
でもそれは決して欲張りな事ではないはず!!!

それを実現しようとすると、自然とシンプルな生き方になっていくのではないかと最近思うのです。

# by flapper_sisi | 2012-09-11 02:35